信濃国一之宮 諏訪大社の御柱を切り出した御柱の道
平成16年、諏訪大社の御柱祭りの際に御柱を切り出したのが立科町にある白樺高原です。
その後、御柱を切り出した「御用地」を整備し気軽にトレッキングを楽しめるスポットとなったのが女神湖と白樺湖の間にある「御柱の道」です。
当時は諏訪大社上社の本宮、前宮の両宮に立てられた一之御柱から四之御柱、計8本がこの地から切り出され、今もその大きな切り株が残っています。
紅葉した大自然の中を歩く道
この御柱の道は夏には都会からの林間学校などでも利用される自然豊かなトレッキングコースですが、秋の紅葉もとってもおすすめのスポットとなります。
この御柱の道は上部と下部とに大きく分けられますが、上部では江戸時代に掘削されて、今なお立科の里を潤し美味しいお米を育む水の流れる塩沢堰(しおさわせぎ)の横を歩きます。
御柱の森
また、下部では自然の沢に沿ったもみの木の立ち並ぶ森があり、この森から平成16年に御柱が切り出されたことから「御柱の森」と呼ばれています。
この御柱の森にも楓や白樺、ミズナラの木など色鮮やかに紅葉する落葉樹も並びます。
片道45分ほどの気軽なトレッキングコースは気軽に大自然を楽しめるスポットでもあります。