蓼科山北麓の白樺高原の紅葉時期
信州たてしな 白樺高原は首都圏や名古屋からのアクセスが容易な場所の中でもっとも早くに紅葉が始まる地域です。
昨年2018年は9月の下旬ころから紅葉が始まりました。今年2019年は夏の暑さの影響もあり、さらに遅れ10月に入ってから色づきが進んできそうな予想です。
まずは蓼科山(標高2,531m)の上から色づきが始まり常緑樹の濃い緑と、落葉樹の色鮮やかな紅葉により美しい自然のコントラストを作り出します。
その後、徐々に色鮮やかな紅葉は標高を下げ、御泉水自然園周辺の標高1,800m付近の紅葉が始まります。
次いで、女神湖や白樺湖のある1,400m~1,500m付近の紅葉となります。
大まかな時期の目安としては
・標高2,000m以上で10月の初旬。
・標高1,800m周辺では10月初旬から中旬にかけて。
・標高1,500m付近では10月の中旬から下旬にかけて。
となることが予想されます。
ただし、白樺の木やダケカンバ(岳樺)の木、ブナなどの広葉樹(葉っぱの広い木々)とからまつ(針葉樹:葉っぱが針のように細い木々)では紅葉の時期がずれます。
白樺高原では広葉樹の紅葉が始まり、葉が落ち、そののちに針葉樹であるからまつの木が紅葉し始めます。
どちらの紅葉も見事ではありますが、広葉樹の場合は常緑樹とのまだら模様を含めてのコントラストや紅葉する木の種類によって違う色合いなどを楽しめ、針葉樹であるからまつは植林された林が黄色一色に染まる広大な景色を楽しめます。
おおよそ、広葉樹と針葉樹では紅葉する時期に10日~15日程度のずれがでると思われます。
(以下リストのみとし見出し3の内部は各別ページとする)